こちらでは、キャンピングのサブメニューとして珈琲にかかわる話題に触れたいと思います。
そもそも、キャンプを始めようと思った「確固とした理由」はありません。何となく「かっこいいな~」とか、雰囲気に憧れている部分が多いです。
私にとって、キャンプの最大の魅力は「焚火」です。それは、「薪ストーブ」などにも通じますが、「炎の揺らぎ」には特別な魅力があります。同様に、「オイル・ランタン」なども大好きです。
そして、「焚火」でお湯を沸かし、挽きたての「コーヒー豆」で淹れた珈琲を、景色の良い場所でいただく。そんな最高の贅沢に、心から憧れます。
そんな訳で、少し珈琲について真面目に取り組んでみようと思います。
コーヒーの淹れ方
コーヒーの淹れ方にはたくさんの方法があると思いますが、にわか仕立ての「珈琲ファン」としては、まずは、基本となる方法を覚えて、それから、自分流にアレンジしていきたいと思います。
1 伊崎式(伊崎 英典)
そこで、最初の手本となる淹れ方ですが、今回は、ワールド・バリスタ・チャンピオンにもなった「伊崎 英典」さんの考案した「伊崎式」をベースにしたいと思います。
詳細は、書籍などにもなっていると思うので、そちらを参考にしていただくとして、私は、Youtube 動画を参考にさせていただきました。動画は、【こちら】です。
No. | 項目 | 基本 | レンジ | マイ・アレンジ |
1 | 水と粉 | 水:コーヒーの粉 =300㎖:21g(中央) | 18~24g | 20g |
2 | 注ぐ水の 分量 | 伊崎式(標準300㎖) 1回目 60㎖ ※1分間の蒸らし 2回目 60㎖ 3回目 180㎖ | 粉が濡れる量 全体の2~4割 残り | 豆を挽いた場合 蒸らしは30秒 購入した粉1分 |
3 | 温度 | 95℃ | 80~95℃ | 豆を挽いた場合 85℃ 購入した粉90℃ |
4 | 注ぎ方 | 中央部から周辺にが 基本 | いろいろ(笑) |
早速、何度か実際に淹れてみて感覚を掴むことができました。慣れるまでは、すべてを計量器の上で行うことと、ポイントとなる時間計測に戸惑いました。慣れてくるにしたがって、考えないでできるようになりました。
当初は、既に挽いてある1㎏入りのコーヒーの粉を購入して、コーヒーを淹れていました。しかし、どうしてもコーヒーミルを使ってみたくなり、豆で購入するようになりました。そのことについては、この後の見出し「コーヒー豆/挽き方」で詳しく触れます。
1 4:6方式(粕谷 哲)
正直に言うと、上記の「伊崎式」だけで「もういいかな」と思っていました。しかし、最近 Youtube で、コーヒー関係の動画をたくさん見ていら、今回紹介する「粕谷 哲」さんの「スーパー・レシピ」にとても心動かされました。
まずは、基本となる「ヨン・ロク・メソッド」からご紹介します。このあとに、「神レシピ」を紹介します。それと、発表時期をよく把握していないので、間違っていたら申し訳ないのですが、「伊崎式」も「4・6式」の応用版のような気がします。
「4・6式」の動画は、【こちら】です。
No. | 項目 | 基本 | アレンジ | 備考 |
1 | 粉と水 の比率 | 粉:20g 水:300㎖ | 粉:30g 水:450㎖ | |
2 | お湯の注ぎ方 前半:比率4 | 一投目 60㎖ 二投目 60㎖ | 一投目 50㎖ 甘さを強調 一投目 70㎖ 酸味を強調 | 一投目の後の 蒸らし時間は 30秒~1分 |
3 | お湯の注ぎ方 後半:比率6 | 60㎖×3(標準) | 90㎖×2 180㎖(薄目) | 濃さの調整が できる |
4 | 温度 | 浅煎り 93℃(高め) 中煎り 88℃ 深煎り 83℃ | 粉の挽き方も 影響する | |
5 | 注ぎ時間 (所要時間) | 3:30(標準) | 短い場合:細かく 長い場合:粗く | |
6 | 注ぎ方 | 完全に落ち切ってから 次を注ぐ |
<手順>
・コーヒードリッパとサーバを、しっかりと温めておく
・計量は、挽いた後も行う
<重要な考え方>
コーヒーが美味しいか、そうでないかは、出来上がりの「濃度感(濃さ)」が決め手になる。従って、この「4:6メソッド」を使うことで、「安定した濃さ」を維持することができる。
※具体的には、濃すぎて酸味がきつい、薄くて味がぼやける、などがある。
また、「粗挽き」でコーヒーを淹れることで、「透明感」があり、「風味」が複雑になり豊かになる。
3 究極の「神レシピ」(粕谷 哲)
このレシピは、本人も言っているように「究極の神レシピ」かもしれません。今後、このレシピをアレンジしたレシピが、世界を席巻していくかもしれませんね。動画は、【こちら】です。
以後の「青文字」が、「4・6メソッド」と異なる部分です。
今回のレシピには必要な器具があります。それが、「SWITCH」というドリッパーです。文字通り、スイッチのように、お湯の流れを止めることができるスイッチがついています。
早速購入してしまいましたが、まだ、試してはいません。じっくり、ゆっくり、楽しんでいこうと思います。
No. | 項目 | 時刻 | 基 本 | 温 度 | 状 態 | 参 考 |
1 | 粉と水 の比率 | 粉:20g 水:280㎖ (300㎖ OK) | 粉:30g 水:420㎖ (450㎖ OK) | |||
2 | 注ぎ方 120㎖ | 0:00 0:30 | (SWオフ) 一投目 60㎖ 二投目 60㎖ | 90℃ 以上 | 透過式 | 一投目 90㎖ 二投目 90㎖ |
3 | 注ぎ方 160㎖ | 1:15 | SWオン 三投目 160㎖ | 70℃ くらい | 浸漬式 | 三投目 240㎖ |
4 | 1:45 | SWオフ | 透過式 | |||
5 | ~3:00 | 抽出終了 |
<このレシピのポイント>
コーヒーの抽出は、前半では、「うまみ」が抽出され、後半では、「雑味(まずい成分)」が抽出されます。これを、以下に解決するかが、抽出の課題でした。このレシピは、それを解決するヒントを与えてくれるものです。故に、「神レシピ」と呼ばれています。(本人の弁)
<実際にやってみて>
まずは、基本通りにやってみました。初めてだったので時間管理が大変でした。それと温度を下げるための水の量の把握が難しいです。今回、市販の粉を使ってやったので、味や風味にあまり違いを感じることはできませんでした。と言うか、普段から十分美味しいので、特段、美味しくなったとは感じませんでした。
ただ、いくつか分かったことがありました。動画中も言っていましたが、水の量は、「4・6式」と同じでもよいかもしれません。つまり、豆が20gのとき水は300㎖でよいと思います。それと、とにかく、抽出時間がめっちゃ早い(市販の粉)です。今度は、ミルで豆を細かく挽いたときの、抽出の様子を見てみたいと思います。
珈琲関係の道具
コーヒーをおいしく飲むためには、方法もさることながら、道具も大切になってくると思います。わたくしは、あくまでも「素人」として楽しみたいので、パフォーマンスだけでなくコストにもこだわりたいと思います。
No. | 分類 | 製品名(購入済) | 価 格 | 備考 | 使用中 |
1 | 電動ミル | M200b 120g挽き(300W) | 2,989 | 2024/02購入 | 使用中止 |
2 | 手挽きミル | TIMEMORE C3 Max 手挽き 30g | 9,884 | 2024/03購入 | 自宅・屋外 普段使い |
3 | ドリッパー | HARIO V60-02 透明樹脂 円錐形 | 998 | 2024/07購入 | 自宅 普段使い |
Easybuys フィルターホルダー 台湾製 折りたたみ式 ステンレス製 1~2杯分用 | 1,250 | 2024/10購入 | 屋外 携帯用 | ||
SSD-360-B HARIO 浸漬式 スイッチ 360ml ブラック | 3,784 | 2024/03購入 | 自宅 普段使い | ||
4 | ペーパーフィルタ | TIMEMORE 2~4杯用 円錐形 100枚 | 2,194 | 2024/03購入 | ↓に切替 |
HARIO(ハリオ) V60 コーヒーフィルター 1~4杯用 40枚×4個セット 日本製 VCF-02-40W-4S-AZ+ | 710 | 2024/07購入 | 自宅 普段使い | ||
5 | スケール& タイマー | HARIO V60 スケール VSTN-2000B | (検討中) | 自宅 | |
デジタルスケール ~3000g(精度 0.1g) | 795 | 2024/10購入 | 屋外 携帯用 | ||
6 | 温度計付き ケトル | 容量1ℓで、とても使いやすいケトルです。 正確な温度管理ができるようになりました。 | —- | 2024/05 プレゼント | 自宅 普段使い |
7 | サーバ | HARIO V60 レンジ 600㎖ クリア | (後日購入予定) | 自宅 | |
BV-300 HARIO ビーカーサーバー 300ml 計量メモリ付き 耐熱ガラス製 | 1,073 | 2024/03購入 | 自宅 普段使い | ||
8 | マグカップ | Snow Peak チタンシングルマグ | 3,520 3,190 | 450㎖ 2024/02購入 300㎖ 2024/03購入 | 自宅・屋外 普段使い |
9 | 真空マグカップ | Snow Peak サーモタンブラー470 ブラック | 3,520 | 2024/03購入 2個 | 職場 普段使い |
上記に挙げた道具が必要だと考えています。ほとんどの道具は、購入しました。コーヒー・ミルについて説明しておきます。
使用目的から、「手挽きミル」の購入を考えていました。しかし、すぐにでも欲しいという思いに負けて、Amazon で売れ筋の「安いミル」を購入してしまいました。それが、最初に購入した「電動ミル(中国製)」です。
後から分かったことですが、安価な電動ミルは時短になり大変便利なのですが、粉を均一に挽くことができない欠点があります。それは、素人の私にでも、すぐに気付きました。しかも、100V電源が必要であり、キャンプには不向きだと思います。
その後落ち着いて、「手挽きミル」を検討した結果、今回の「TIMEMORE
C3 Max」を購入することにしました。価格的には、安価な電動ミルの4倍になりますが、性能には非常に満足しています。
コーヒー豆/挽き方
最後になりましたが、「コーヒー豆/粉」について触れたいと思います。本来は一番最初に検討する項目かもしれません(笑)。正直に言いますと、私は、コーヒー豆の主なブランドさえ知りません。今後、ゆっくりと自分の好みを探っていきたいと思います。
これからの長いコーヒー生活の中で、最終的には、コーヒー豆のブランド・産地、販売店、ロースト具合(炒り方)、挽き方など、さまざまなこだわりができると思います。それまでは、他人任せで、これと決めた販売店から豆を購入して、先に「技術を磨きたい」と思います。
そんな訳で、現状、何が良くて何が悪いか分かりませんが、コーヒー専門店「キャロット」、下記の写真の販売店から、定期的にコーヒー豆を購入したいと思います。
こちらの販売店は、ネットで偶然に出会った北海道のお店です。最初は、スポット購入を考えていましたが、定期購入することにしました。
動画等で、良いコーヒー豆の候補が見つかったときは、下にメモしておこうと思います。
番号 | メーカー | 品 名 | 煎り方 | 特 徴 | 備考 |
1 | フィロコフィア | ブレンド | ミディアムロースト | チェリー感 フルーティー | O12 |
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自分なりの楽しみ方や工夫
コーヒーを毎日淹れていて、さまざまな事柄に気付くことがあります。例えば、コーヒーの保管方法や飲む器などです。そうしたことを、書き連ねていこうと思います。